別冊『鎌倉手帳』

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2015年10月28日水曜日

善光寺式阿弥陀三尊像と大庭景能と源頼朝・・・茅ヶ崎:宝生寺


室生寺は、大庭御厨の懐嶋郷を本拠地とした大庭景能(景義)の持仏とされる阿弥陀三尊像を安置する寺。



阿弥陀堂


阿弥陀堂に安置されているのは善光寺式の阿弥陀三尊像。

国の重要文化財に指定されています。


阿弥陀三尊像


阿弥陀三尊像は1195年(建久6年)の造立といわれています。

1195年といえば・・・源頼朝東大寺大仏殿の落慶供養に参列するため上洛した年。

そして・・・

『吾妻鏡』によると、頼朝は鎌倉に帰ると信濃善光寺への参詣を計画しています。

その計画は「間もなく寒くなるから」という理由で翌春に延期されたようですが・・・(その後『吾妻鏡』には善光寺参詣の記載はありません。)


さて・・・大庭景能ですが・・・

曽我兄弟の仇討事件の後の1193年(建久4年)8月24日、何らかの罪によって出家させられ、1195年(建久6年)2月9日にその罪を許されています。

上洛の供も許されました。

都から帰った頼朝が善光寺参詣を計画したときもそばにいたのでしょうか・・・。

東大寺もそうですが、善光寺も頼朝がその再興に大きく関わっていました。


大庭景能像


当時、関東で善光寺信仰が広まっていたとはいえ、室生寺の阿弥陀三尊像の造立と頼朝の善光寺参詣計画とは何か関係があるのかも・・・。


門前の北向地蔵



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