鶴岡八幡宮は、1063年(康平6年)に源頼義が京都の石清水八幡宮を由比郷鶴岡に勧請したことに始まります。
1180年(治承4年)、源頼朝が鎌倉に入ると現在地に遷座され、1191年(建久2年)には大臣山の中腹に上宮(本宮)が建立されました。
祭神は応神天皇、比売神、神宮皇后。
現在の上宮は、徳川十一代将軍家斉によるっ再建。国の重要文化財に指定されています。
1289年(正応2年)に鎌倉を訪れた後深草院二条は、『とはずがたり』に「海をはるかに見渡すことができるので、石清水八幡宮より見どころがある」と書いています。
今は一の鳥居の先にわずかに青い海を見ることができる程度ですが、鎌倉時代は素晴らしい眺めだったことでしょう。
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