桟敷の尼は、そんな日蓮に「胡麻のぼたもち」を捧げたといいます。
その後、日蓮が奇跡的に処刑を免れたことから「頸つぎのぼたもち」という逸話が生まれます。
常栄寺は、そんな桟敷の尼の伝説が残された地に建てられました。
そのため「ぼたもち寺」と呼ばれています。
常栄寺の裏山は、源頼朝が千羽鶴の放生会を観覧するために桟敷(展望台)を設けたという場所だったといいます。
桟敷の尼の「桟敷」は、そのことに由来しています。
常栄寺の本堂の左側には2基の五輪塔が並んでいますが、桟敷の尼夫婦の墓です。
胡麻のぼたもち
9月12日は龍口法難会。常栄寺ではご難除ぼたもちの供養接待があります。
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