別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2015年1月18日日曜日

京都:三条大橋~弥次喜多像と池田屋事件の刀傷~

三条大橋


京都三条通の鴨川に架る三条大橋は東海道五十三次の西の起点。

東海道五十三次は1601年(慶長6年)に徳川家康によって定められた宿場。


弥次喜多像


橋の西には『東海道中膝栗毛』の弥次郎兵衛と喜多八の像があります。

『東海道中膝栗毛』は、十返舎一九の滑稽本。




こちらは旅の安全を祈願して設置された撫で石。

源義経の伝説で知られる鞍馬から産出された石だという事です。




そして、西から数えて2つ目の擬宝珠には、池田屋騒動のときにつけられたという刀傷の跡が残されています。


これがそうでしょうか・・・


池田屋騒動の址


池田屋事件は、1864年(元治元年)7月8日、三条木屋町の旅館・池田屋で起こった騒動。

ここに潜伏していた長州藩・薩摩藩の尊王攘夷派を新選組が襲撃しました。


三条小橋


三条小橋は鴨川の西に流れる高瀬川に架けられた橋。

池田屋は三条小橋の西のたもとにありました。


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