源頼朝が巳の年の巳の月の巳の日に見た霊夢によって、宇賀福神を祀ったのが始まりという銭洗弁財天宇賀福神社。
宇賀福神は、弁財天と習合した神で、頭が人間、体が蛇という姿をしているそうです。
2013年(平成25年)の正月初巳の日は3日。
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次に蛇で知られているのは、妙本寺の蛇苦止堂でしょうか・・・?
比企一族が滅ぼされたとき、源頼家の側室若狭局は、家宝を抱えて井戸に飛び込んだといいます。
のちに、北条政村の娘に祟ったことから、蛇苦止明神として祀られたと伝えられています。
蛇苦止ノ井(蛇形井)
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明王院の軍荼利明王像は、手足に蛇が巻き付いています。
明王院の初不動は1月28日。
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覚園寺の十二神将。
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長谷寺の弁天窟。
入口には、宇賀福神が祀られています。
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弁財天と蛇が関係するのだとすれば・・・やはり江の島を忘れてはいけません。
古くは、源頼朝が弁財天を勧請し、江戸時代には弁財天を参拝する人々で賑わいました。
でも、江の島は蛇というより龍なのでしょうか・・・。
ただ、群猿奉賽像庚申塔には、蛇と36匹の猿が浮き彫りされています。
江島弁財天(奉安殿)
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