別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2012年12月24日月曜日

2013巳年の鎌倉・・・蛇に関係する寺社等

鎌倉で巳(蛇)に関係する場所と言えば・・・やはり、銭洗弁財天宇賀福神社でしょう。



源頼朝が巳の年の巳の月の巳の日に見た霊夢によって、宇賀福神を祀ったのが始まりという銭洗弁財天宇賀福神社

宇賀福神は、弁財天と習合した神で、頭が人間、体が蛇という姿をしているそうです。

2013年(平成25年)の正月初巳の日は3日。


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次に蛇で知られているのは、妙本寺蛇苦止堂でしょうか・・・?



比企一族が滅ぼされたとき、源頼家の側室若狭局は、家宝を抱えて井戸に飛び込んだといいます。

のちに、北条政村の娘に祟ったことから、蛇苦止明神として祀られたと伝えられています。


蛇苦止ノ井(蛇形井)

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明王院軍荼利明王像は、手足に蛇が巻き付いています。

明王院初不動は1月28日。

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覚園寺十二神将

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長谷寺弁天窟

入口には、宇賀福神が祀られています。

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弁財天と蛇が関係するのだとすれば・・・やはり江の島を忘れてはいけません。

古くは、源頼朝が弁財天を勧請し、江戸時代には弁財天を参拝する人々で賑わいました。

でも、江の島は蛇というより龍なのでしょうか・・・。

ただ、群猿奉賽像庚申塔には、蛇と36匹の猿が浮き彫りされています。


江島弁財天(奉安殿)


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