鎌倉・江の島の郵便ポスト

鎌倉の街には、まだ丸型の郵便ポストがたくさん置かれています。

この郵便ポストは「郵便差出箱１号」という名称です。

昭和２４年から実用化された鉄製のポストです。
丸型ポストの最後のものとなりました。

日本で郵便制度が始まったのは明治４年。

当初は「書状集め箱」と呼ばれる木製のポストが、東京、京都、大阪と東海道の宿場に設置されたそうです。

明治５年になると全国に郵便局が設置され、木製の黒い角型のポスト「黒塗柱箱」が作られます。

そして、明治３４年には火事にも強い鉄製の赤色丸型ポストが登場します。

戦争が始まるとポストも鉄製からコンクリート製や陶器製のものになったといいますが、戦後の昭和２４年になって鉄製の丸型ポストが復活しました。それが今でも活躍している「郵便差出箱１号」です。

江の島郵便局の前にあるポストは角型の黒いものです。

明治２０年頃に使用されていたポストを復元したものなのだそうです。

前島密の墓

横須賀芦名の浄楽寺には、日本の郵便事業を創始した前島密の墓があります。

浄楽寺は和田義盛の建立といわれ、

本尊阿弥陀三尊像と不動明王像・毘沙門天像は運慶の真作です。

https://www.yoritomo-japan.com/jyorakuji-yokosuka.htm

鎌倉手帳
https://www.yoritomo-japan.com/kamakura.html