別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年4月11日月曜日

流鏑馬(被災地復興支援)~天長地久 鎌倉から~

鶴岡八幡宮流鏑馬馬場では、毎年4月に行われる「鎌倉まつり」の最終日に「流鏑馬」が奉納されてきました。

今年(平成23年)の「鎌倉まつり」は中止となりましたが、東日本大震災被災地復興支援のための「流鏑馬」武田流一門により奉納されます。


=平成23年4月17日(日) 午後1時より=
場所:鶴岡八幡宮


流鏑馬馬場
鶴岡八幡宮流鏑馬は、1187年(文治3年)8月15日、
源頼朝が天下泰平を祈願して始めたものです。
流鏑馬馬場もその時に造営されました。
頼朝は、その前年、東大寺再建勧進のために奥州へ赴く途中の西行から
弓馬についての教えを受けたといいます。
流鏑馬は、それがきっかけとなって始められたとも伝えられています。
馬場は、鶴岡八幡宮の参道を東西に横切る道で、
旧鎌倉道の起点だったともいわれています。

流鏑馬馬場には、三つの的が設けられ、騎乗の射手が馬を走らせながら的を射ます。


五穀豊穣と万民救済を祈念する儀式
~被災地復興祈願~

天長地久の儀
「天長地久」とは、天地が永久であるように物事がいつまでも続くこと。
「てんはながくちはひさし」
「天長地久の儀」は、左に3回、右に2回、馬を乗り回し、馬を止め神前に目礼した後、
鏑矢を弓に番え、天と地に対し満月に弓を絞り、
天下泰平五穀豊穣万民救済を祈念する儀式です。