1184年(寿永3年)4月4日、源頼朝の御所の桜が満開になりました。
それはもう美しい風景です。
頼朝は、一条能保を誘って一日中花見の宴会を催しました。
一条能保は、頼朝の姉妹坊門姫の夫です。
平時家もご相伴に預かったそうです。
平時家は、「平家にあらずんば人にあらず」と発言したという平時忠の子。
平家でありながら頼朝に味方していました。
花見では、音楽を奏したり、歌を詠む催しも行われたそうです(管弦詠歌)。
鶴岡八幡宮で行われる献詠披講式は、源頼朝が「管弦詠歌の儀」を行ったという故事にちなんで始められました。
残念ながら、今年は中止となってしまいましたが・・・
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2022年の大河ドラマ