別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2020年8月30日日曜日

稚児の樹の伝説~宇都宮:清巌寺~

 

ヒイラギ


昔、3月15日の二荒山神社例祭の「花の会」では、宇都宮家の郎党の子5人が稚児として舞う習わしがあった。

その年の例祭でも5人の稚児が舞っていたが・・・

風が土ぼこりを吹きあげたかと思うと、突然、天狗が現われて稚児の一人を眼にも止まらぬ早業でさらっていってしまった。

その稚児は白沢という地で発見されたが、すでに息絶えていた。

悲しんだ人々は、清厳寺に柊(ヒイラギ)を植えて墓標とし、供養したのだという。

それ以後、「花の会」の稚児舞は4人で舞うようになったのだとか。











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