八幡神は、蘭渓和尚の寝所(方丈)の池にあった松の木に坐って、蘭渓和尚と仏法について語り合って帰って行きました。
八幡神が帰った後、松の梢は蘭渓和尚の寝室の軒に覆いかぶさるように傾いていました。
それを見つけた僧たちが蘭渓和尚に報告すると、蘭渓和尚は八幡さまが長く坐っていたので傾いたのだろうと説明したそうです。
その後、その松は根方を垣根で囲まれ「影向の松」(ようごうのまつ)と名付けられ崇められたのだといいます。
※影向とは神仏が仮の姿となって現れること。
その「影向の松」は、1414年(応永21年)に建長寺が全焼したときに、一緒に焼けてしまったのだそうです。
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特別公開4/28・29・30
端午の節句
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5月3日
5月6日まで
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