護王姫社(ごおうのひめ)は、護王姫大明神を祀る社。
護王姫とは、源義経の側室・牛王姫のことなのだとか。
言い伝えによると・・・
兄の頼朝と対立して都落ちした後、各地を彷徨いながら奥州平泉へ逃れた義経。
牛王姫は、義経の後を追いますが、この地で産気づき、難産の末に亡くなってしまいます。
哀れに思った村人は、牛王姫と子を葬り、墓標の代わりに欅を植えたのだそうです。
それが社殿の横に聳える欅なのだと言います。
後に、近くの円教寺の日範が、寺で休息した日蓮に墓前で読経してもらい、安産の神・護王明神として祀られたのだそうです。
大欅
義経の時代まで古くはありませんが、樹齢は約300年と推定されるているようです。
座間市最大最古の大木で天然記念物に指定されています。
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