別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2014年4月29日火曜日

円覚寺舎利殿・・・2014GW特別公開

毎年、ゴールデンウィーク中に特別公開されている円覚寺舎利殿

鎌倉の建築物では唯一の国宝です。





舎利殿は、もとは西御門にあった尼寺太平寺の仏殿で、室町時代中期(15世紀)頃の建築物と推定され、日本最古の唐様(禅宗様)建築物です。

舎利殿という名称は、「仏舎利」(釈迦の骨(右奥歯))が納められているため、そう付けられました。

この仏舎利は、1216年(建保4年)、三代将軍源実朝が宋の能仁寺より請来したもので、源頼朝が創建した勝長寿院に安置された後、源実朝が創建した大慈寺に納められていました。

のちに、九代執権北条貞時によって円覚寺に移され、現在は、正続院「舎利殿」に納められています。



舎利殿の特別公開は、5月3日・4日・5日の3日間。

拝観時間は9:00~16:00。


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