その中の舟型の庚申塔は鎌倉最古で最大の庚申塔とされています。
八雲神社裏の庚申塔群 |
鎌倉で最大最古の庚申塔
上の写真の左から3番目の舟型の庚申塔が、
寛文5年(1665年)銘のある鎌倉最古の庚申塔です。
塔身も136㎝で鎌倉最大といわれています。
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三猿の浮彫りがあります。
庚申塔に猿が彫られる理由には諸説あるようです。
庚申塔の「申(サル)」の字からすると当然のような気もしますが、
そんな簡単なものではないのでしょうね。
「見ざる 聞かざる 言わざる」が彫られるのは、
「三尸に告げられないように」という願いがあるといいます。
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~庚申の日~
古くからの言い伝えでは、人間の体の中には3種類の悪い虫が棲んでいて、庚申の日に、寝ている間にその者の悪事を天帝に報告に行くそうです。
ならば・・・ということで、「庚申の日の夜は眠らない」という風習が平安貴族の間で広まります。それが「夜通し酒宴を行う」という風習に変化して庶民にも広まったそうです。
どうも日本人は、最終的には宴会に繋げるのが得意のようで・・・。
この庚申塔も八雲神社裏のものですが、
猿が塔の上に彫られています。
これを「頂猿型」の庚申塔というそうです。
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なんとなく口を押さえているように見えます。
「言わざる」をイメージしたものでしょうか・・・。
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