別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2025年7月12日土曜日

祇園祭の武者行列が半世紀振りに復活!~7月17日神幸祭~


かつて、祇園祭の神輿渡御を先導していた「武者行列」が半世紀ぶりに復活!




古来より武者行列を構成していたのは「犬神人」(いぬがみじん)。

犬神人は、祇園社(八坂神社)境内の清掃や祇園会の神輿警護などの「清目」(きよめ)に従事したに下級神官。

江戸時代になると犬神人は、清水坂の弓矢町に住み、弓弦の製造を生業とし、「弦召」(つるめそ)と呼ばれるようになりますが、享保年間の祇園会では総勢90人近くの行列が供奉していたのだといいます。

しかし、江戸後期になると弦召が少なくなり、規模が縮小され、明治になると弦召がいなくなってしまい、神輿行列の供奉も取り止められてしまいます。

その後、弓矢町の人たちによって再興されますが、甲冑の修繕や人足の手配などで費用が重なり、1974年(昭和49年)を最後に途絶えてしまいました。


2025年(令和7年)、その武者行列が復活します。

今年は裃姿ですが、乗馬した大将と4人の武者が都大路を練り歩きます。

そして、来年以降、武者姿の行列が整えられていくそうです。


行列は、7月17日16:00、弓箭閣を出発して八坂神社へ。

神幸祭と合流して、18:00八坂神社を出発し、四条御旅所へ向かう予定です。




祇園祭


京都祇園:八坂神社の神輿

祇園祭と鱧


日和神楽

祇園祭 武者行列


祇園八坂神社








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源義経をめぐる京都

歴史めぐり源頼朝


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2025年7月11日金曜日

3年に一度、人形を乗せる山車~小動神社天王祭~




小動神社天王祭は、神戸町・濱上町・土橋町・下町・中原町の5ヶ町の山車が巡行する壮麗な山車祭として知られていました。

しかし、1962年(昭和37年)の火災で、下町を除く4基の山車が焼失してしまいます。

現在は、神戸町・土橋町・中原町の山車が巡行していますが・・・

2016年(平成28年)、長らく人形が乗せられずにいた下町の山車にも半世紀ぶりに人形が乗せられました。

岩座は重さは100キロを超えるのだとか・・・。

下町の山車に人形が乗せられるのは3年に一度。

2025年はその年。

乗せられる人形は「神功皇后と武内宿禰、応神天皇」。




小動神社天王祭


山車人形:小動神社天王祭

人形山車:小動神社


江の島天王祭










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鎌倉の八坂大神の神輿~京都の八坂神社の六角神輿を伝承~


八坂大神


千葉常胤の次男相馬師常が自邸の守護神として勧請したのが始まり。

牛頭天王が祀られていたことから「相馬天王」と称されていましたが、明治の神仏分離によって八坂大神に改称されました。


八坂大神の六角神輿


かつて、八坂大神には鉄の神輿があったそうですが、祭礼のときには血をみないではすまなかったのだそうです。

現在の神輿は、京都の八坂神社六角神輿を伝承したもの。


八坂神社の六角神輿


京都の八坂神社の神輿は、四角、六角、八角の三基の神輿。

六角は素戔嗚尊(スサノヲノミコト)

四角は櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)

八角は八柱御子神(ヤハシラノミコガミ)



八坂大神


祇園祭

京都祇園:八坂神社の神輿







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鎌倉:夏祭り



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2025年7月10日木曜日

7月13日に行き合う二基の神輿~江の島八坂神社と腰越小動神社~


7月13日(日)は、江の島八坂神社と腰越小動神社の天王祭。


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八坂神社の神輿は10:00頃に御仮屋を出発。

海上渡御の後、腰越の小動神社の神輿と行き合うため海を渡ります。

今年は巳年の大祭。

海を渡る行列はいつもより長いそうです。



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小動神社の神輿も10:00頃に御仮屋を出発。

14:00頃、龍口寺の門前で八坂神社の神輿と行き合います。




小動神社天王祭


江の島天王祭










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開花が近い江の島のアオノリュウゼツラン 2025/07/10



江の島のサムエル・コッキング苑では、昨年に続いてアオノリュウゼツランが2本の花茎を伸ばしています。

例年の開花期は7月中旬から下旬。



今年も小さな花芽が育っています。

花を間近で観ることができるチャンス!




アオノリュウゼツラン


江の島







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