別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2024年11月7日木曜日

髭切と膝丸が展示される東京国立博物館の大覚寺展




東京国立博物館では、2025年1月21日(火)から開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」が開催されます。

その会場には、大覚寺の薄緑(膝丸)と北野天満宮の鬼切丸(髭切)が展示されるそうです。

「髭切」(ひげきり)と「膝丸」(ひざまる)は、源家重代の太刀。

源満仲が作らせたもので、清和源氏に代々継承され、髭切は源頼朝が、膝丸は源義経が所持したと伝えられています。

その後、髭切は安達泰盛が所持し、泰盛が霜月騒動で滅亡すると、北条貞時の手に渡り、鎌倉幕府滅亡後は新田義貞日吉大社に奉納したのだとか。

膝丸(薄緑)は、義経によって箱根権現に奉納され、曽我兄弟の仇討ちで使用されたのだとか。




北野天満宮は、無実の罪で太宰府に流され、同地で没した菅原道真を祀る社。

神号は一条天皇から賜ったもの。

源頼光(満仲の長子)の四天王のひとり渡辺綱は、北野天満宮の上空で鬼の腕を切り落としたのだといいます。

その時に使われた刀が髭切なのだとか。

📎鬼女と渡辺綱の伝説~京都:一条戻橋~




大覚寺は、嵯峨天皇が営んだ離宮「嵯峨院」を前身とする寺。

嵯峨天皇は、紫式部『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルとされている源融の父。

光源氏は、晩年を嵯峨院で過ごしています・・・

大覚寺の『薄緑太刀伝来』には、義経が所持した際には「膝丸」を「薄緑」にしたことが記されているらしい。




髭切と膝丸


曽我兄弟が仇討ちに使った名刀









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歴史めぐり源頼朝

源義経


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2024年11月6日水曜日

2024大山寺紅葉ライトアップは11月20日から




大山寺は神奈川県屈指の紅葉の名所。

紅葉ライトアップ​は11月20日(水)から12月1日(日)。



阿夫利神社の旧参道いには、各種キッチンカーや地域のお店が出店。



宿坊スタンプ&クイズラリーも同時開催。

素敵な賞品がもらえるかも!?



大山の紅葉


大山寺は、源頼朝が戦勝祈願のための太刀を奉納した寺として知られています。

大山詣の「納めの太刀」の風習は、頼朝の太刀奉納に始まるのだとか。

そして、本尊・鉄造不動明王像は、大山寺を再興した願行が江の島に参篭して鋳造したもの。

毎年、もみじ祭の期間中に開帳されています。

鎌倉の覚園寺にある鉄造不動明王像は、願行が大山寺の不動明王像を鋳造するにあたって、試しに鋳造したものと伝えられ、「試みの不動」と呼ばれています。




大山寺の紅葉


大山寺


大山寺もみじ祭


日本遺産・・・大山








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鎌倉の紅葉

長谷寺ライトアップ


鎌倉初詣特集



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2024年11月5日火曜日

江ノ電タンコロまつり2024は11月30日




「タンコロまつり2024」は11月30日(土)の開催。

10:00~15:00

開催場所は、極楽寺駅前広場と極楽寺検車区

入場無料。

「タンコロ」(100形108号)が展示される他、グッズ販売や体験などのイベントが用意されています。


体験は中学生以下と、18歳以上の同伴者が対象で事前予約制。
 ↓
https://enodenev01.webreserve.jp/




タンコロ

タンコロ108号車は、1931年(昭和6年)から約50年間活躍した車両です。

鎌倉海浜公園(由比ガ浜)には、108号車と兄弟の107号車が置かれています。




江ノ電タンコロまつり



鎌倉の紅葉

長谷寺ライトアップ








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御神楽

納めの観音

大祓式



鎌倉初詣特集


鎌倉江の島七福神


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2024年11月3日日曜日

宝物風入~円覚寺の舎利殿~




毎年11月に建長寺円覚寺で開催される宝物風入では、絵画・書籍・工芸品・彫刻などの宝物を拝観することができます。




円覚寺の宝物風入では舎利殿が公開されています。

舎利殿は、鎌倉で唯一の国宝建造物。

鎌倉幕府三代将軍の源実朝が宋から請来したと伝えられる仏舎利が祀られています。


宝物風入は11月4日まで。

時間は9:00~16:00
(最終日は15:30まで)

絵画などの宝物の拝観は無料ですが、舎利殿の拝観は300円。
(円覚寺入山料の500円は別です。)





宝物風入


円覚寺舎利殿


源実朝の唐船建造計画

源実朝が請来した仏舎利の伝説

源実朝が栄西から譲り受けた仏舎利と 宋から請来した仏舎利


円覚寺








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湘南キャンドル


旧川喜多邸別邸


鎌倉の紅葉


長谷寺ライトアップ


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宝物風入~建長寺の伽藍神像~




毎年11月に建長寺円覚寺で開催される宝物風入では、絵画・書籍・工芸品・彫刻などの宝物を拝観することができます。




2024年の建長寺の宝物風入では、普段は仏殿の奥に安置されている伽藍神像を間近で拝観することができます。





伽藍神像は、その名の通り建長寺の守護神。

中央の像は、建長寺開山の蘭渓道隆の出身地である中国南宋で信仰されていた神・張大帝だと考えられています。

伝説によると、蘭渓道隆が来日したのは張大帝に勧められたからなのだとか。





宝物風入では、国宝の蘭渓道隆像法語規則も間近で拝観できます。

宝物風入は11月4日まで。

時間は9:00~16:00

拝観料は300円(建長寺の入山料500円とは別)




宝物風入


建長寺








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旧川喜多邸別邸


鎌倉の紅葉


長谷寺ライトアップ


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