江島神社は、辺津宮・中津宮・奥津宮からなる神社。
前身となる金亀山与願寺は、源頼朝が奥州平泉の藤原秀衡調伏祈願のために弁財天を勧請した1182年(寿永元年)を創建とする説があります。
祭神は宗像三女神(奥津宮が多紀理比賣命、中津宮が市寸島比賣命、辺津宮が田寸津比賣命)。
宗像三女神は美を象徴する神。
中でも市寸島比賣命は弁財天と結びつき、七福神としても信仰されています。
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辺津宮は、源実朝の命によって鶴岡八幡宮の供僧良真によって創建されたと伝えられています。
(江の島弁財天)
2025年(令和7年)は巳年。
巳年は弁財天の年。
辺津宮の奉安殿には、国の重要文化財の「八臂弁財天」と、裸弁財天として知られる「妙音弁財天」が安置されています。
辺津宮白龍池の「白龍王黄金浄水」で洗い清めると福徳がもたらされると言われています。
白龍は弁財天の使いである白蛇八匹を従えているともいわれ、白蛇八匹で白龍になるとも。
末社の八坂神社の祭神は、宗像三女神の父建速須佐之男命
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中津宮は、慈覚大師(円仁)による創建と伝えられています。
祭神の市寸島比賣命は、美を司る女神。
もっと美しくなりたい女性が美白・美肌・美笑・美形・美髪を祈願するパワースポット。
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奥津宮の鳥居は、源頼朝が弁財天を勧請した時に寄進したものと伝えられています。
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