別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2024年5月27日月曜日

海の見える遠い国~光る君へ~


「光る君へ」第8話で・・・

散楽一座の直秀はまひろに語っていました。

丹後・播磨・筑紫で暮らしたことがあると。


「都の外には海がある。

海の向こうには彼の国がある。

晴れた日には彼の国の陸地が見える。

海には漁師がおり、山には木こりがおり、彼の国と商いをする商人もいる・・・

都は山に囲まれた鳥籠だ」


直秀は殺されてしまいましたが・・・

まひろは父の為時に同行して海のある越前国へ。




996年(長徳元年)、紫式部は越前に下向します。

当時、越前には彼の国の商人・朱仁聡が滞在していました。

紫式部の父・為時は、彼の国の人と漢詩のやりとりをしたのだといいます。

紫式部も『紫式部集』に「唐人見に行かむといひける人(藤原宣孝)の・・・」と記しています。

恵心僧都も朱仁聡を訪れています。

恵心僧都は『源氏物語』「宇治十帖」に登場する横川の僧都のモデルともいわれています。


「光る君へ」第8話では、敦賀の松原客館に立ち寄っていましたが・・・

直秀の事も思い出すのでしょうか?




紫式部と越前国


紫式部の越前下向


琵琶湖で紫式部・源氏物語


紫きぶ七橋


光る君へ 越前 大河ドラマ館



紫式部・源氏物語・光源氏ゆかりの地めぐり~光る君へ~









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