別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2023年11月27日月曜日

方広寺の大仏と梵鐘~徳川家康と豊臣秀頼~




方広寺は、1595年(文禄4年)、豊臣秀吉が造立した東大寺の大仏に代わる大仏を安置するために建てられた寺。

大仏は木造で東大寺の大仏より高いものだったが、慶長大地震で大破。

1612年(慶長17年)、豊臣秀頼によって二代目の大仏が鋳造されるが、1662年(寛文2年)の寛文近江・若狭地震により損壊。

その後も三代目・四代目の大仏が造立されたが焼失。

現在は本堂・大黒天堂・大鐘楼が残されている。



梵鐘は、豊臣秀頼が1614年(慶長19年)に鋳造させたものだが・・・



徳川家康は、銘文中の「国家安康」には「家康の名を2つに分断」し、「君臣豊楽」には「豊臣を君主として楽しむ」という下心が隠されていて、徳川家に対する呪いが込められていると指摘。

この問題が大坂の陣へと繋がっていく。






東照宮



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