鶴岡八幡宮の参道は、社頭から由比ヶ浜まで一直線に延びる道。
全国でも珍しい参道で若宮大路と呼ばれています。
中央の高い道は段葛。
高貴な人が通るために造られた道だったようです。
幕末から明治初期
現在の段葛には桜が植えられていますが、幕末から明治初期には何も植えられていませんでした。
桜が植えられたのは1918年(大正7年)の頃。
東海道之内相州鎌倉鶴ヶ岡
広重の浮世絵によると、江戸時代の段葛には松が植えられていたようです。
若宮大路には、海岸から一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居が建てられています。
三つの鳥居は、四代将軍徳川家綱が寄進した石造鳥居でしたが、三つともに関東大震災で倒潰し、一の鳥居だけが復元され、二の鳥居と三の鳥居はコンクリート造に建て替えられました。
本宮の楼門前からは、由比ヶ浜まで続く若宮大路と三つの鳥居を観ることができます。
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