別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2020年4月30日木曜日

今剣という刀で自刃した源義経


『義経記』によると・・・

源義経が平泉の衣川館で自刃した時に使ったのは「今剣」という刀。


六寸五分(約20cm)で平安時代の刀工・三条宗近の作。

鞍馬寺に奉納されたこの刀は、のちに義経に与えられました。

守り刀として大切にしていた義経は、源平の戦いでも身に着けていたのだといいます。


1189年(文治5年)閏4月30日、藤原泰衡に衣川館を攻められた義経は、この今剣で左の胸から刀をたて、背中に通ずるまで掻き切り、疵口を三方に切り破って、内臓を引き出し、刀を衣の袖で拭ったのだとか・・・


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~義経を祀る白旗神社~

鯉のぼり

白旗神社は、源義経を祀る社。

毎年、100匹以上の鯉のぼりが掲揚されますが、今年は新型コロナウィルスの影響で5月5日の牛若まつりが中止となったため、鳥居の前だけの掲揚となりました。


弁慶藤

義経藤








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源義経


宇治川の戦い

一ノ谷の戦い

屋島の戦い

壇ノ浦の戦い


静の舞


源義経伝説をめぐる



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