別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2018年12月17日月曜日

2月初午の日に鎮座した伏見稲荷大社



全国の稲荷社の総本宮伏見稲荷大社は、711年(和銅4年)2月7日の初午の日に、渡来系豪族の秦伊呂巨(はたいろぐ)が、稲荷山の三つの峰に神を祀ったことに始まるのだと伝えられています。


『山城国風土記』によれば・・・

秦伊呂巨は、稲をついて餅をこね矢を射る的を作りました。

ところが矢を射ると餅は白い鳥に姿を変えて飛び去っていってしまいました。

そして、白い鳥が舞い降りた所には、稲がたわわに実ったのだといいます。

伊呂巨はこれを神がなしたことだと思い社を建てました。

これがお稲荷さんのはじまりとされ、711年(和銅4年)のことだったと伝えられています。


伏見稲荷大社が鎮座してから1300年。

今日でも稲荷神は「衣食住ノ太祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリ」と崇められ、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として信仰されています。

鎮座した2月初午の日には初午大祭が執り行われます。



伏見稲荷大社






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