鎌倉でも祇園信仰の祭礼が行われます。
(八雲神社)
大町の八雲神社は新羅三郎義光が祇園八坂社を勧請したことに始まると伝えられている鎌倉最古の厄除け神社。
祭礼は7月7日~9日。
(小動神社)
天王祭は、腰越の小動神社と江の島の八坂神社の祭礼。
小動神社と八坂神社の神輿が行合う神幸祭は7月8日(日)。
(八坂神社)
(極楽寺)
極楽寺の熊野新宮に合祀されている八雲神社の祭礼。
7月1日(日)~7月8日(日)
荏柄天神社が祇園信仰と関係あるのか・・・
7月の例祭で出御するのは、かつて二階堂の熊野神社に合祀されていた八雲神社の神輿。
神幸祭は7月15日(日)。
(山ノ内)
山ノ内の八雲神社は、祇園八坂社を勧請して創建されたと伝えられている社。
7月22日(日)に行われる神幸祭は、山崎の八雲神社の神輿との行合祭。
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これらの祭のもとは京都の八坂神社の祭礼「祇園祭」。
869年(貞観11年)、全国に流行した疫病を鎮めるために行われた「祇園御霊会」が始まりといわれます。
京都の八坂神社は、明治の神仏分離まで「祇園社」「祇園感神院」などと呼ばれ、祇園精舎の守護神・牛頭天王を祭神としていたそうです。
八坂神社の神輿は胴の部分が四角(右)、六角(中央)、八角(左)のもの。
鎌倉の八坂大神の六角神輿は、八坂神社の六角神輿を見本に作られた神輿です。
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