三代家光は御殿を築き、四代家綱は熱海の湯を江戸城まで運ばせ「御汲湯」と呼ばれていました。
御汲湯が最も盛んに行われたのが八代吉宗の頃で、1726年(享保11年)からの9年間に3643樽が江戸城に運ばれたのだそうです。
熱海駅前の足湯「家康の湯」は、家康の湯浴みから400年を記念して熱海温泉組合によって整備されました。
その後、熱海市に寄贈され、現在の足湯は駅前再整備後のもの。
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熱海の温泉街に鎮座する湯前神社は、平安時代からの古社。
鎌倉時代に入って、源頼朝が伊豆山権現(走湯権現)・箱根権現の二所詣を始めると、「湯治の神」として信仰されるようになっていったといいます。
日航亭
湯前神社前の「大湯」は、徳川家康が湯治に訪れたという源泉。
そのため「出世の湯」と呼ばれています。
その湯は、日航亭で浴することができます。
大湯間欠泉
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