別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2017年7月21日金曜日

義経大日如来~京都~

 義経大日如来


琵琶湖疏水のインクライン(傾斜鉄道)の上ノ船溜り近くにある石像。

その名のとおり、源義経ゆかりの石仏。


伝説によると・・・

少年期を鞍馬寺で過ごした義経は、やがて奥州平泉の藤原秀衡を頼るため鞍馬寺を出奔。

平泉に向けて京を発った義経一行は、九条山で9騎の平家武者とすれ違います。

その時、馬が蹴り上げた泥が義経の衣にかかってしまいました。

晴れの門出を汚されて激怒した義経は、9名全員を斬り殺してしまったのだといいます。

のちに、愚かなことをしたと悔やんだ義経は、9人の菩提を弔うために東海道沿いに9体の石仏を安置のだとか。

そのうちの一体が義経大日如来


蹴上という地名の由来になったとも伝えられています。




 源義経伝説をめぐる

鎌倉との繋がりを求めて。
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