本小松石は箱根の火山活動によってつくられた安山岩で、真鶴でしか採れないのだとか。
瀧門寺の宝篋印塔は、本小松石による関東随一の石造物といわれています。
真鶴といえば・・・
1180年(治承4年)、石橋山の戦いで大敗した源頼朝が、安房国へと船出した地。
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源頼朝墓は、真鶴の本小松石が使用されているのだそうです。
鎌倉大仏の台座も。
30年ほど前の鶴岡八幡宮大石段の修復にも本小松石が使われたようです。
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石工先祖の碑
(真鶴町)
真鶴の石材業は、平安時代末、京より下ってきた土屋格衛という人物によって始められたのだといいます。
源頼朝が鎌倉に幕府を開くと、多くの巨石が鎌倉へ運ばれ、寺社などの建設に使用されたそうです。
江戸城築城の際にも大量の石が積み出されました。
「石工先祖の碑」は、真鶴石材業の生みの親・土屋格衛と、江戸城を築くための採石にあたった黒田長政支配下の7人の石工たちの業績をたたえた碑。
日本三船祭といわれる貴船まつりは、漁師と石材関係者たちがそれぞれ決められた役目を担うのだといいます。
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