別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2013年5月4日土曜日

箱根湯本:白山神社と早雲寺


箱根湯本の温泉は、天平年間に白山神社が勧請されたときに湧き出したと伝えられています。




天平の頃、関東では疱瘡が蔓延していたといいます。

加賀白山の泰澄は、弟子の浄定を派遣して箱根に白山権現を勧請し、十一面観音を祀って祈らせたといいます。

そうすると箱根の山が裂け温泉が湧き出したのだそうです。






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白山神社は小田原北条氏の菩提所早雲寺の境内にあったといいます。

早雲寺は北条早雲の遺言により北条氏綱が創建した寺です。

1590年(天正18年)の小田原攻めによって焼き払われてしまいますが、その後再興され、北条氏五代の墓も建てられました。


中門

本堂

本堂

鐘楼

梵鐘

開山堂



山上宗二追善碑

飯尾宗祇の墓

稲津祗空の墓


箱根湯本の湯は、源頼朝や北条早雲が浴した湯といわれています。




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