別冊『鎌倉手帳』




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2013年5月25日土曜日

2013鎌倉:英勝寺の堂宇群が国重文に

文化庁の報道発表によれば、英勝寺仏殿山門鐘楼祠堂祠堂門が重要文化財に指定されることが決定しました。

※いずれも県の重要文化財に指定されていた建造物です。







祠堂門(唐門)


直線的な屋根形状を特徴とする
徳川家ゆかりの菩提寺の堂宇群
(文化庁報道発表より)


英勝寺は、鶴岡八幡宮の西方、扇ガ谷に位置する徳川家康の側室の英勝院が創建した浄土宗の尼寺である。

水戸徳川家とのゆかりが深く、同家の姫が代々の住持を務めた。

寛永20年(1643)の英勝院一周忌に向けて建物が整備された。

仏殿をはじめとする各建物は、禅宗様と和様を自由に組合せた江戸時代前期らしい意匠を持ち、屋根の弛も軒の反りもつけない直線的な屋根形状で統一している。

山門は、関東大震災後、他所に移築されていたが、平成23年に境内の旧位置に戻された。

本堂西には祠堂祠堂門が建ち、奥には英勝院墓がある。

祠堂は方三間宝形造の建物で、内外部ともに漆塗や彩色で飾る。

英勝寺は、禅宗様を基調としつつ、屋根や軒を直線で構成するなど独創性のある意匠で、境内全体を統一している。

江戸時代前期の主要な堂宇が、墓所と一体となって良好に保存されており、貴重である。


指定基準=意匠的に優秀なもの、歴史的価値の高いもの。


 英勝寺


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