別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年4月2日土曜日

春の大町妙法寺を散策

大町の妙法寺は苔寺として知られています。

鎌倉で布教をはじめた日蓮が草庵を結んだ場所ともいわれています。


本堂
肥後細川家によって建てられました。
昨年12月3日の突風で、屋根の一部が吹き飛ばされてしまったため、
ところどころ銅葺の屋根の色が違っています。




大覚殿
加藤清正の尊像が祀られているお堂です。
5月5日には清正公祭が開かれます。




仁王門
門前の桜が見頃です。門の先は苔の石段。






カエデの新緑と仁王門前の桜

苔の石段
妙法寺が「苔寺」といわれる由縁です。
もう少しすると石段脇にシャガが咲きます。

法華堂
苔の石段の上にあります。
水戸徳川家から寄進されたものです。


ソテツ
法華堂前のソテツは開山の日叡のお手植えといわれています。

上から見る石段と仁王門



御小庵跡
日蓮の庵があったという場所。
ここから右の石段を上っていくと護良親王の墓です。

緑がきれいになってきました。

護良親王墓
鎌倉幕府を滅ぼした立役者の一人「護良親王」は、
足利尊氏と対立して鎌倉の東光寺(現鎌倉宮)に幽閉され、
中先代の乱が起こると尊氏の弟直義によって暗殺されました。
妙法寺開山の日叡は、
護良親王と南の方との間に生まれたといわれています。

護良親王墓前からの眺めです。



 小庵跡の碑まで戻って、護良親王墓と反対の尾根を進むと・・・、
開山日叡の墓と、母南の方の墓があります。
(右が日叡、左が南の方の墓)







妙法寺


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