タンコロ
鎌倉海浜公園(由比ヶ浜)に置かれているタンコロです。
昭和6年に誕生し、約50年間、鎌倉の街を走り続けました。
|
江ノ電は、
藤沢と小町間をつなぐ電気鉄道として開業しました。
(当時は、全国で6番目の電気鉄道として開業しています。)
明治35年9月1日 まず藤沢~片瀬間が開業します。
明治36年6月20日 片瀬~行合間が開業
明治36年7月17日 行合~追揚間が開業
明治37年4月1日 追揚~極楽寺間が開業
明治39年6月10日 極楽寺~大町間の工事開始
明治40年2月 極楽寺と長谷の間の隧道工事竣工
明治40年8月16日 極楽寺~大町間が開業
(参考:江ノ電大町停留所)
そして・・・
明治43年10月26日、横須賀線立体交差工事が竣工し、11月4日、大町~小町間が開業したことによって、当初の計画どおり藤沢~小町の全線が開通しました。
江ノ島~腰越間は路面電車となり、腰越~鎌倉高校前~七里ヶ浜~稲村ヶ崎の間は海岸線を走ります。
江ノ電の路線は、
カーブが多く、住宅の隙間を通り抜けたり、路面に出たり、トンネルをくぐったりと様々な景色を見せてくれていますが、人力車の組合などからの反発があって、土地の買収が円滑に進まず、買収した土地をつなぎ合わせた結果、現在のような路線となったのだそうです。
現在、江ノ電には15の駅があって、藤沢~鎌倉間を34分でつないでいます。
鎌倉高校前駅と極楽寺駅は「関東の駅百選」(関東運輸局)に選定されました。
鎌倉駅 昭和24年、鎌倉駅が現在の場所に移されています。 |
昨年、全線開通100周年を迎えました。
現在は、全国で3番目に古い電気鉄道として活躍しています。
毎年11月中旬から2月中旬まで「江ノ電イルミネーション」が実施され、鎌倉駅・長谷駅・鎌倉高校前駅、江ノ島駅が電飾されています。
江ノ電で鎌倉巡り
https://www.yoritomo-japan.com/enoden.htm