別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2024年4月13日土曜日

八重姫の梯子供養~伊豆の国市:真珠院~




父の伊東祐親が大番役で在京している間に、流人だった源頼朝と恋仲となった八重姫

千鶴丸という男児も授かりますが・・・

それを知った父祐親は許さず、千鶴丸を殺害し、八重姫を伊東館に幽閉しました。

頼朝は北条時政を頼ったようです。


嘆き悲しみの幽閉生活を送った八重姫ですが、頼朝に会いたい一心で伊東館を抜け出して北条館へと向かいます。

しかし、頼朝は時政の娘政子と結ばれていました。

傷心の八重姫は、真珠ヶ淵に身を投げたのだといいます。





八重姫梯子供養は、「せめて梯子あったら救うことができたのに」という里人の想いから始められたという祭。

今日でも、願い事が叶った際には、小さな梯子を供える習慣があるようです。




かつて、真珠院の南には「真珠ヶ淵」という深い淵があったのだそうです。



八重姫

千鶴丸


伊東祐親


源頼朝配流の地・北条氏発祥の地


北条の里~頼朝・時政・政子めぐり~


歴史めぐり源頼朝







☆ ☆ ☆ ☆ ☆

2022年の大河ドラマ
鎌倉殿の13人

二代執権北条義時


特集!「鎌倉殿の13人」伊豆国編

特集!「鎌倉殿の13人」鎌倉編


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2024年4月8日月曜日

鎌倉で舞った静御前


静先ず歌を吟じ出して云はく

吉野山峯ノ白雪フミ分テ、入ニシ人ノ跡ゾコヒシキ

次に別物の曲を歌う之後、又和歌を吟じて云はく、

シヅヤシヅ~ノヲダマキクリカヘシ昔ヲ今ニナスヨシモガナ

誠に是社壇之壯觀、梁の塵殆んど動く可し

上下皆興感を催す




京の白拍子だった静御前

源義経に気に入られ妾となりました。


源頼朝と不仲となった義経が都を落ちるときも行動を共にしていました。

義経一行は九州へ渡るため摂津国の大物浦から船出しますが難破。

わずかな郎党と静を連れて吉野山に身を隠しますが・・・

義経と静は吉野山で別れます。


その後、蔵王堂に辿り着いたところを捕らえられ、1186年(文治2年)3月1日、母の磯禅師とともに鎌倉へ送られてきました。

安達新三郎清経邸が宿舎とされたといいます。

そして、頼朝から鶴岡八幡宮で舞うように命じられたのは4月8日の灌仏会のときでした。



静の舞


吉野山 峰の白雪 ふみわけて入りにし人の 跡ぞ恋しき

しづやしづ しづのをだまき くり返し昔を今に なすよしもがな


神殿の梁に積もった塵をも動かすほどの見事な舞だったそうです。

見ている人は上下の別無く感動をしました。





静の舞


静の舞



鶴岡八幡宮








☆ ☆ ☆ ☆ ☆


吉野山

金峯山寺


源義経


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2024年3月23日土曜日

2024源頼朝旗挙げ武者行列~湯河原町~


2022年の土肥祭


2022年の大河ドラマは「鎌倉殿の13人」

「源頼朝旗挙げ武者行列では、湯河原町出身の船越英一郎さんが源頼朝役、「鎌倉殿の13人」に出演された阿南健治さんが土肥実平役で出陣しました。





2024年の「源頼朝旗挙げ武者行列では船越英一郎さんが源頼朝役、河相我聞さんが土肥実平役で出陣します。


「源頼朝旗挙げ武者行列」は、1180年(治承4年)、伊豆国で挙兵し、相模国へ進軍した源頼朝石橋山へ出陣する様子を再現したもの。

五所神社から桜木公園までを土肥実平源頼朝北条時政北条政子などがパレードします。





五所神社


伊豆国で挙兵した源頼朝は、石橋山へ出陣する前夜、五所神社の社前で戦勝祈願の護摩を焚いたと伝えられています。
「源頼朝旗挙げ武者行列は五所神社からスタート。

9:30から焼亡の舞・武将の名乗り・出陣の儀が行われます。

そして、10:40頃に出陣。


土肥祭
武将の名乗り・出陣の儀



石橋山の戦いに敗れた頼朝は、山中に逃れ、一時、箱根権現に身を寄せますが、土肥実平の手引きによって真鶴から安房へ渡ることに決めます。

真鶴へと向かう山中で頼朝一行が見たのは、実平の屋敷が燃える光景でした。

実平は「我が家は何度も焼けば焼け」と歌い舞い、頼朝はその舞に感じ入ったのだと伝えられています。


(城願寺)

城願寺では、源頼朝主従の法要が執り行われます。

法要は13:40頃から。


土肥実平



土肥祭


湯河原・真鶴の源頼朝伝説


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石橋山の戦い


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☆ ☆ ☆ ☆ ☆


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歴史めぐり源頼朝


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八重姫の梯子供養~伊豆の国市:真珠院の八重姫まつり




真珠院八重姫梯子供養は、真珠ヶ淵に身を投げた八重姫を

「せめて梯子あったら救うことができたのに」

という里人の想いから始められたという祭。

毎年、4月第二日曜日に開催されています。


八重姫は伊東を本拠とした伊東祐親の娘。

祐親が大番役で京都に行っている間、八重姫は源頼朝と結ばれました。

千鶴丸という男児も授かりますが・・・

京都から帰った祐親は、千鶴丸を殺害し、八重姫を伊東館に幽閉。

頼朝は北条時政を頼ったようです。


幽閉生活を送った八重姫ですが、頼朝に会いたい一心で伊東館を抜け出して北条館へと向かいます。

しかし、頼朝は時政の娘政子と結ばれていました。

傷心の八重姫は、真珠ヶ淵に身を投げたのだといいます。







八重姫

千鶴丸


伊東祐親


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