真珠院の八重姫の梯子供養は、真珠ヶ淵に身を投げた八重姫を
「せめて梯子あったら救うことができたのに」
という里人の想いから始められたという祭。
毎年、4月第二日曜日に開催されています。
八重姫は伊東を本拠とした伊東祐親の娘。
祐親が大番役で京都に行っている間、八重姫は源頼朝と結ばれました。
千鶴丸という男児も授かりますが・・・
京都から帰った祐親は、千鶴丸を殺害し、八重姫を伊東館に幽閉。
頼朝は北条時政を頼ったようです。
幽閉生活を送った八重姫ですが、頼朝に会いたい一心で伊東館を抜け出して北条館へと向かいます。
しかし、頼朝は時政の娘政子と結ばれていました。
傷心の八重姫は、真珠ヶ淵に身を投げたのだといいます。
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