別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2024年8月18日日曜日

源氏物語を書き始めた紫式部


(石山寺)


『石山寺縁起絵巻』によると・・・

1004年(寛弘元年)、石山寺に参籠したという紫式部

8月15日、中秋の名月が琵琶湖に映る美しい景色を見て『源氏物語』を書き始めたのだと伝えられています。

石山寺で書かれたのは「須磨・明石の巻」だったのだとか。

須磨は、『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルのひとりとされる在原行平が蟄居した地。


『源氏物語』は、1004年(寛弘元年)以前に書き始められたという説もありますが・・・

いずれにしても紫式部は、『源氏物語』がきっかけで藤原道長に召し出され、一条天皇の中宮・藤原彰子に仕えることとなります。




越前市の紫式部公園には、紫式部が中宮・藤原彰子に仕えるようになったときに詠んだ

「身のうさは 心のうちに したひきて いま九重に 思ひみだるる」

歌碑が建てられています。




石山寺は、聖武天皇の勅願によって東大寺良弁が開いた観音霊場。

藤原道綱母の『蜻蛉日記』・赤染衛門の『赤染衛門集』・和泉式部は『和泉式部日記』・菅原孝標女の『更級日記』にも登場します。

清少納言は『枕草子』に「寺は石山寺・仏は如意輪観音」と綴りました。



明王院には「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」が設置されています。



世尊院では「源氏物語 恋するもののあはれ展」が開催されています。



琵琶湖で紫式部・源氏物語


紫式部・源氏物語・光源氏ゆかりの地めぐり~光る君へ~









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