『源氏物語』で琵琶の名手というと、明石の巻で光源氏を明石に連れて行った明石入道。
光源氏が琴を弾いていると、明石入道も琵琶を持って参上しています。
そして、明石入道の娘・明石の君も琵琶の名手。
若菜下の巻では、六条院で女楽が催され、明石の君が琵琶、紫の上が和琴、明石女御が箏、女三宮が琴を担当しています。
四人の演奏はそれぞれ優れていましたが、中でも明石の君は優れていたようです。
絵合の巻~では、光源氏も琵琶の名手とされていますが・・・
『源氏物語』で光源氏が琵琶を弾いている場面はないようです。
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