兄の源頼家が失脚したことで、三代将軍となることが決まった源実朝。
1203年(建仁3年)9月10日、実朝は母の北条政子のもとから、北条時政の屋敷に移ります。
乳母の阿波局も従いました。
しかし・・・
9月15日、阿波局が政子に「時政の後妻牧の方の不審な動静」を訴えます。
実朝に危害が加えられることを心配した政子は、北条義時・三浦義村・結城朝光を派遣して実朝を取り返します。
そして、時政には成人するまで自分のもとで育てると伝えたのだとか・・・
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比企を討って実朝を将軍に据えることは、牧の方にとっては第一段階。
最終目的は、娘婿の平賀朝雅を将軍に据えること。
2年後、失敗して時政とともに鎌倉を追放されてしまいます・・・
「時政が ふるさとにのこす 露の墓」
伊豆の国市の願成就院にある時政墓に建てられた水原秋櫻子の句碑。
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