別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2022年5月1日日曜日

悲しい最期になるのだろうか?八重姫。~鎌倉殿の13人~


伊豆の国市の真珠院の伝説では、頼朝のいる北条館を訪れた八重姫は、頼朝が政子と結ばれたことを知り入水してしまうのですが、

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では違う展開になっています。




しかし、4月10日に真珠院で行われた八重姫梯子供養祭で聞いた噂によると・・・

やはり八重姫は悲しい最期を遂げるのだとか・・・


『吾妻鏡』によると、義時は1192年に姫の前と結婚します。

とすると、その前に八重姫はいなくなるはず。


「そんなことあるわけないじゃん」と笑われるかもしれませんが・・・

木曽義仲を追討した頼朝は、鎌倉にいる義仲の嫡子義高を誅殺します。

「鎌倉殿の13人」の第17話のあらすじによると、義時にその命が下るようです。

この辺りに何らかの不幸が起こるのかもしれません。

八重姫千鶴丸という子を殺されて悲しい思いをしていますから・・・


もう一つ気になることは・・・

ドラマで八重姫が産んだ金剛(泰時)は、『吾妻鏡』によると、頼朝に寵愛されていたということ。

もしかすると頼朝に金剛をとられてしまうのでは・・・

第16話で八重姫は義時に語っていました。

「あの子のおかげで、もう一度誰かのために生きようという気持ちになりました

私は大丈夫、あの子がいれば」


さらにもう一つ。

吉野山で捕えられた静御前鶴岡八幡宮で舞うことになる思われますが、その後出産した男児は頼朝によって殺されてしまいます。

頼朝に殺害を命じられたのが義時という設定となると・・・

八重姫の気持ちはどうなのでしょう・・・

静御前とともに鎌倉を出て伊豆で入水するということもあるのかもしれません。

真珠院の八重姫御堂は静堂とも呼ばれます。






八重姫

千鶴丸


伊東祐親


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☆ ☆ ☆ ☆ ☆

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