別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2021年9月12日日曜日

東京:渋谷の地名の由来と金王八幡宮


渋谷という地名の由来については他説あるようですが、

その一つに・・・

武蔵国豊島郡谷盛庄を領していた河崎重家が、京都御所に侵入した渋谷権介盛国を捕らえたことで、堀川院より渋谷の苗字を賜ったことから、谷盛庄が「渋谷」に変わったというものがあります。

河崎重家は、桓武平氏秩父氏の一族。


神奈川県にも渋谷という地名が残されています。

河崎重家の子の渋谷重国は相模国の渋谷庄を与えられ、渋谷庄司と称し、綾瀬から大和、藤沢一体を統治しました。

源頼朝の挙兵時には、平氏方に付いていましたが、のちに頼朝に仕えています。



武蔵国豊島郡谷盛庄は、河崎重家の父基家が前九年の役の武功にり与えられました。

金王八幡宮は基家の創建。

渋谷八幡宮という名称でしたが、重家の子金王丸の名声から金王八幡宮に改められたのだといいます。

金王丸は、源頼朝の父義朝に仕え、義朝亡き後は土佐坊昌俊と名乗ったそうです。

頼朝の命により、京都の源義経堀川館を襲撃した土佐坊昌俊と同一人物と言われています。







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