別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2021年5月6日木曜日

大庭景親ゆかりの大庭城址周辺の寺社・史跡



長らく大庭景親の居城跡とされてきた大庭城址ですが、発掘調査の結果、室町、戦国時代の城郭跡と判明したのだそうです。

空堀


大庭城が本格的に築いたのは、扇谷上杉家の上杉定正に仕えた太田道灌

その後、北条早雲によって攻略され小田原北条氏の支配下に置かれたようです。



現在は大庭城址公園として整備されています。



舟地蔵には、北条早雲大庭城を攻めたときの伝説が残されています。


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宗賢院は、1505年(永正2年)の創建と伝えられる曹洞宗の寺院。

大庭景親の居館は、宗賢院の裏手にあったと考えられています。






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大庭神社は、大庭景親を祀る神社。






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成就院は、大庭神社の別当寺だった寺院。







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熊野神社は、大庭神社の旧跡と伝えられています。



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稲荷神社は、鎌倉権五郎景政が境内を馬つなぎの場としたと伝えられています。


稲荷神社のタブノキは藤沢市の天然記念物。

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引地川


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聖ヶ谷の名の由来として伝えられている話の一つに、北条時頼が創建した聖福寺にあるのだといいます。



熊野神社は、五代執権北条時頼が、聖寿丸(時宗)と福寿丸(宗政)兄弟の武運長久を祈って建てられた聖福寺の跡ともいわれています。

境内には市杵島神社があります。

市杵島神社


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大庭城址公園



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