別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


検索




2019年8月8日木曜日

伝説の長谷観音~四万六千日:長谷寺~

古くは「朝詣り」とも呼ばれた「四万六千日詣り」

8月10日にお詣りすると4万6千日の間お詣りしたのと同じご利益があるだとか。

かつて、三浦半島の人たちは、夜明け前から提灯を下げ、名越の山を越えて、杉本観音長谷観音田代観音を巡り、最後に逗子の岩殿寺を巡って帰宅したのだといいます。



 長谷観音


長谷寺の本尊十一面観音像は、木造では日本最大級。

板東観音巡礼四番札所。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

長谷寺を開いたのは徳道。

721年(養老5年)、諸国を巡っていた徳道は、大和国で巨大なクスノキを発見します。

徳道は、このクスノキで二体の観音像を造らせました。

一体は大和国の長谷寺に安置されますが、もう一体は「有縁な地に行って、衆生済度を施したまえ」ということで、行基によって大阪の海から流されました。

それから歳月が流れ、16年目の736年(天平8年)になって三浦半島の長井浜に漂着したのだといいます。

その後、鎌倉に観音堂が建てられ、新長谷寺と称されたのだと伝えられています。

長谷寺の十一面観音像は、「長谷寺式」とも呼ばれ、右手に錫杖を左手に蓮華を持った独特な像です。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 かきがら稲荷


海に流された観音さまは、体に付着した牡蠣殻(かきがら)の導きで長井浜に流れ着いたのだといいます。

長谷寺には、観音さまのお導きがあるようにと、かきがら稲荷が祀られています。


📎牡蠣殻に導かれてやってきた観音さま


☆ ☆ ☆ ☆ ☆



長谷寺の四万六千日では、本尊御姿のお札が配られます。



8月10日は朝詣り
 四万六千日

 鎌倉検定


 長谷観音の伝説


 長谷寺







☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 ぼんぼり祭

 黒地蔵縁日

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

夏休み鎌倉計画!
 夏だ!休みだ!鎌倉だ!

 鎌倉の海水浴場

夏休み江の島計画!
 夏の江ノ島

 東洋のマイアミビーチ


 よりともジャパン.com


検索

Translate