別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2018年6月25日月曜日

足利尊氏に天下を取らせるために自刃した祖父・家時

足利氏は、清和源氏の一族の河内源氏の流れをくむ氏族。

源義家の四男・義国が下野国足利荘を領し、義国の次男の義康が足利氏を称したことに始まります。

参考までに、義国の長男・義重は新田氏の祖。



足利家時は六代当主。

家時は1284年(弘安7年)6月25日に自害したとされています。


自害には次のような伝説が残されています。

先祖・源義家は「七代の子孫に生まれ変わって天下を取る」という置文を残し、それが足利氏に伝えられていたそうです。

家時は、その七代の子孫にあたります。

しかし、自分の代で天下を取るのは無理であることから、八幡大菩薩に「三代後の子孫に天下を取らせよ」と祈願し、願文を残して自害したのだとか・・・。


家時から数えて三代目は足利尊氏


報国寺竹の庭

竹の庭で知られている報国寺は、足利家時の創建と伝えられています。


報国寺のやぐら

竹の庭を見下ろすように掘られた「やぐら」は、足利家時と永享の乱で自刃した足利義久らの墓と伝えられています。


報国寺






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