興福寺の南円堂(なんえんどう)は、813年(弘仁4年)、藤原北家の藤原冬嗣が父内麻呂の冥福を祈って創建した八角堂。
堂内には、本尊の木造不空羂索観音菩薩像、木造法相六祖坐像、木造四天王立像が安置されています。
2018年(平成30年)、これまで重要文化財だった木造四天王立像が国宝に指定される予定。
これにより、堂内の仏像全てが国宝となります。
興福寺は、藤原氏の氏寺で、法相宗の大本山。
仏師運慶が拠点として活動していました。
平安時代から大和国を支配し、源頼朝も大和国に守護を置くことはできませんでした。
頼朝に追われた義経を匿ったこともあったようです。
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鎌倉との繋がりを求めて。