※太字は鎌倉検定の問題文より。
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二階堂の荏柄天神社は平安時代に建立されたという伝承を持つ。
祭神は学問の神様として知られる菅原道真と八雲大神である。
荏柄山天満宮とも称され、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに、日本三天神の一つ。
かき曇った天からにわかに天神の画像が降ってきたのを畏れた人々がそこに社殿を造って、その画像を祀ったのがこの神社の起源であるという。
源頼朝が鎌倉幕府の鬼門の守護神として崇敬した。
荏柄天神社は1104年(長治元年)の創建と伝えられています。
祭神は菅原道真と八雲大神(須佐男尊)。
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本殿が鎌倉最古の木造建築であり、国指定の重要文化財。
本殿は、1316年(正和5年)の建築物で、1622年(元和8年)、徳川幕府によって鶴岡八幡宮の若宮の本殿が移築されました。
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荏柄天神社の境内には、漫画家清水崑の「かっぱ筆塚」、連載漫画の『フクちゃん』などでおなじみの横山隆一をはじめ、154名の漫画家たちの描いたレリーフで飾られた絵筆塚がある。
表には大きな筆を担いで片膝をたて片方の足を投げ出している河童の絵。
裏には川端康成揮毫の「かっぱ筆塚」の文字。
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初天神(筆供養)では、学問に秀でた祭神の菅原道真にあやかり、学問・書道の向上を祈願するため、使い古した筆・筆記用具などを炊きあげて供養する。
(1月25日)
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2月8日、荏柄天神社では使い古した針にねぎらいと感謝を込めて拝殿前の三方の上に置かれた豆腐に針を刺して供養する。
(2月8日)
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祭神がウメに縁のある菅原道真なので荏柄天神社には 100 本以上のウメが植えられてい る。
中でも本殿に向かって左側にあるウメは、「古代青軸」と呼ばれ、花の中心が青みがかっている。
右側のウメは早咲きの特異種である「寒紅梅」である。
1月25日の初天神の頃に見ごろとなります。
初天神の頃から咲き始め、2月8日の針供養の頃に見ごろとなります。
針供養の頃には、紅白の梅が咲きそろいます。
合計100本以上のウメが2月上旬から3月中旬にかけて咲き誇る。
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2010年(平成22)に倒伏した鶴岡八幡宮の大イチョウに替わって鎌倉一の巨木になったのが荏柄天神社の御神木で、樹齢は900年といわれ、幹の周囲は10m、高さは25mもある。
1104年(長治元年)8月25日、荏草郷といわれた土地に、にわかにかき曇った天から天神画像が降ってきた。
神験を恐れた里の人々は、その場所に社殿を建て、画像の降り立った地を踏むことのないように銀杏の木を植えて御神木とし、その画像を祀ったとのだといいます。
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例大祭は7月25日。
神幸祭は海の日の前日。
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二階堂の鎮守だった社。
明治6年に合祀されました。
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神輿は1692年(元禄5年)のもので、熊野神社に合祀されていた八雲神社のもの。
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