別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2017年10月2日月曜日

鎌倉検定を歩く~御谷騒動と古都保存法~

古都保存法の制定が実現するきっかけとなったのは、「御谷騒動」と呼ばれる鶴岡八幡宮後背地の緑地開発をめぐっての開発側と反対派の対立論攷だった。

(※御谷は、鶴岡八幡宮の供僧の住坊「二十五坊」があった所。)


 二十五坊跡


この運動には、作家大佛次郎ら著名人を始め多くの市民が加わった。



1964年(昭和39年)に発足した鎌倉風致保存会は、御谷騒動の舞台となった緑地を買い取り、保存をはかった。

これが日本で初めての「ナショナルトラスト運動」。

 鎌倉風致保存会
(扇ガ谷)

この運動をきっかけにして制定されたのが「古都保存法」。


 ウォーナー碑

古都保存法の制定20周年を記念して、鎌倉駅西口の時計台前に建てられた碑。


 鎌倉検定



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