別冊『鎌倉手帳』

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2017年8月31日木曜日

北条氏三代が夢見た極楽浄土~伊豆の国市:願成就院~

 願成就院


『吾妻鏡』によれば・・・

願成就院は、1189年(文治5年)6月6日、奥州征伐祈願のため北条時政が建設を始めました。

本尊の阿弥陀三尊と不動明王、多聞天が安置されています。

これらの仏像は願成就院建立前に造立されたもので、胎内から発見された銘札により、1186年(文治2年)に北条時政の依頼で運慶が造立したものと判明しています。

そして、2013年(平成25年)に国宝に指定されました。


 毛越寺伽藍配置
毛越寺伽藍復原図

願成就院の伽藍は、奥州平泉毛越寺を模した構成だったといいます。

北条時政、義時、泰時の三大にわたって次々に堂宇が建立されていったようです。

『吾妻鏡』の記録では、

1207年(承元元年)11月19日条
時政は大日如来を中心とする五智如来を本尊とする南塔を建立。

1215年(建保3年)11月16日条
義時は阿弥陀三尊と四天王を安置する南新御堂を建立。

1236年(嘉禎2年)6月5日条
泰時は義時供養のため、大日如来・釈迦如来・阿弥陀如来を本尊とする北塔を建立。

とあります。

『吾妻鏡』は、主要な堂宇しか記されていないようですが、他にも多くの堂宇があったのではないでしょうか・・・

発掘調査の結果では、苑池が配されていたことも確認されているようです。


 毛越寺

毛越寺は、奥州藤原氏二代基衡、三代秀衡によって多くの伽藍が造営され、往時には堂塔40、僧坊500を数えていたのだといいます。

源頼朝が奥州征伐で見た平泉に感動したように、時政、義時も・・・。


 願成就院


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