別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2017年7月30日日曜日

園城寺(三井寺)の唐院

園城寺唐院
園城寺を開いた智証大師円珍の廟所。

四脚門
1624年(寛永元年)の建立で重文。

潅頂堂

潅頂堂は密教儀式の道場で、背後の大師堂(重文)には智証大師像二躯(国宝)と黄不動尊立像(重文)が祀られています。

潅頂堂の背後には大師堂

長日護摩堂

長日護摩堂は、潅頂堂とつながっている建物で、後水尾天皇(在位1611~29)の祈願によって建てられたのだと伝えられています。 


金色不動明王像(黄不動尊)模写
(江戸時代・冷泉為恭筆)

838年(承和5年)、山中で修行していた円珍の目の前に、いかつい奇妙な金人(きんじん)が現れた。

それを写し取らせたのが金色不動明王像(黄不動尊)なのだとか。


園城寺三重塔
室町時代の建築物(重要文化財)。

園城寺三重塔

奈良の比曽寺(ひそでら・現世尊寺)にあった塔で、豊臣秀吉によって伏見城に移築されていましたが、1601年(慶長6年)、徳川家康が園城寺に移築したのだそうです。


園城寺


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