園城寺を開いた智証大師円珍の廟所。
四脚門
1624年(寛永元年)の建立で重文。
潅頂堂
潅頂堂は密教儀式の道場で、背後の大師堂(重文)には智証大師像二躯(国宝)と黄不動尊立像(重文)が祀られています。
潅頂堂の背後には大師堂
長日護摩堂
長日護摩堂は、潅頂堂とつながっている建物で、後水尾天皇(在位1611~29)の祈願によって建てられたのだと伝えられています。
金色不動明王像(黄不動尊)模写
(江戸時代・冷泉為恭筆)
838年(承和5年)、山中で修行していた円珍の目の前に、いかつい奇妙な金人(きんじん)が現れた。
それを写し取らせたのが金色不動明王像(黄不動尊)なのだとか。
室町時代の建築物(重要文化財)。
奈良の比曽寺(ひそでら・現世尊寺)にあった塔で、豊臣秀吉によって伏見城に移築されていましたが、1601年(慶長6年)、徳川家康が園城寺に移築したのだそうです。
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