別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2016年5月8日日曜日

藤沢妙善寺の正宗稲荷大明神


妙善寺は、日蓮宗の寺院。

龍ノ口法難で佐渡流罪となった日蓮が立ち寄った寺といわれています。



境内の正宗稲荷は、名刀正宗で知られる五郎入道正宗が守護神としていたと伝えられています。



正宗殿



御神体は、最澄(伝教大師)が802年(延暦21年)に刻んだものといわれています。

1842年(天保13年)の『雞肋温故』の記載によると、五郎入道正宗が宝剣を鍛えた時の守護神であると伝えています。


正宗は、1299年(正安元年)2月、後伏見上皇に宝剣を鍛えるよう勅命を受けました。

その時正宗は、片手を痛めていたのでかなり難しい注文でした。

しかし、「異人が現れて相槌を打ってくれたのおかげで、宝剣を鍛えることができた」のだと伝えられています。


正宗殿横の稲荷社


正宗殿前の祠

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(鎌倉本覚寺)

(鎌倉)

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