別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2016年4月13日水曜日

十三まいり・・・虚空蔵菩薩にお参り

「十三まいり」は、数え年13歳になった男女が、虚空蔵菩薩に参拝する行事。

これまで健やかに成長出来たことへの感謝と、これから益々の知恵と福徳を授かるために行われるようになりました。


京都・法輪寺の「十三まいり」が知られています。


(京都)


法輪寺の「十三まいり」は、9歳で即位した清和天皇が、13歳になったときに勅願法要を催したのを始まりとしているといいます。




そして、渡月橋は、法輪寺に「十三まいり」する人のために架けられたのだといいます。

「十三まいり」を終えたら、橋を渡り終えるまで振り返ってはいけないと伝えられてきたそうです。

振り返ると、せっかく虚空蔵菩薩から授かった知恵が、元に戻ってしまうのだといいます。



(鎌倉)


鎌倉にも「十三まいり」の寺があります。

虚空蔵堂(明鏡山円満院星井寺)。

行基の伝説が残されているお堂です。


一般に「十三まいり」は、数え年13歳になる3月13日~5月13日に行われるそうです。

「十三まいり」の申し込みは成就院に(事前予約・0467-22-3401)。


5月13日には予約なしで参拝できる「護摩焚き法要」が行われます。


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