江川邸は、平安時代末に伊豆国に定住した江川氏の邸宅。
江川氏は、源頼朝や北条早雲とも深く関わり、江戸時代には韮山代官を世襲してきました。
世界文化遺産となった韮山反射炉は、三十六代江川英龍の建言によって造られたものです。
井戸
生活用水や醸造用として使用。
土間
生き柱
土間にある「生き柱」は、この地に定住した際に、生えていた欅をそのまま邸宅の柱にしたものと考えられています。
屋根の構造
日蓮の棟札
棟札箱の中には、1261年(弘長元年)、伊豆流罪となった日蓮が書いたという防火符が納められ、以来、江川邸は火災にあわなかったという。
西蔵
南米蔵と北米蔵
武器庫
パン祖の碑
江川氏は自邸で兵が携行する乾パンを製造していました。土間にパン釜が展示されています。
裏門
江川邸はTBS系列のドラマ「JIN-仁」のロケ地として使用されています。
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