別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2013年12月23日月曜日

鎌倉御家人:熊谷直実と京都:金戒光明寺



金戒光明寺は、比叡山を下った法然が草庵を結んだ地といわれています。

また、鎌倉時代には源頼朝の御家人だった熊谷直実が法然に弟子入りした地とも伝えられています。

幕末には、京都守護職に任命された会津藩主松平容保が本陣としました。




御影堂横にあった「熊谷直実よろい掛けの松」は、直実が出家するときによろいを掛けたと伝えられていましたが、2代目の松が平成25年に枯れてしまったそうです。

現在、3代目の松の育成が進められ、平成26年春頃には移植されるそうです。



蓮池に架かる極楽橋は、出家を決意した直実が兜を置いて弓の弦を切り、その弓を池に架けた形なのだといいます。



法然廟の前には直実の五輪塔があります。

直実は武蔵国で亡くなったといいますが、一説には京都で亡くなったといわれています。

『吾妻鏡』は、東山の麓で「端座合掌し、高声念仏を唱えながら死去した」と伝えています。









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