別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2013年2月6日水曜日

北条早雲が住み続けた韮山城・・・伊豆の国市

1491年(延徳5年)、堀越公方足利茶々丸を滅ぼした北条早雲(伊勢盛時)は、韮山城を奪い相模進出の拠点としました。



1491年(延徳5年)には小田原城を奪い、小田原が後北条氏の拠点となりますが、早雲は小田原城には入らず、最期まで韮山城を居城としていました。



熊野神社

熊野神社は、早雲が1500年(明応9年)に韮山城の守護神として創建した社です。






韮山城は、龍城山の尾根に造られた平山城。

ここを下った所には、源頼朝が流されたという蛭ヶ小島があります。


城池親水公園


城池親水公園は、韮山城の堀の一部で、農業用のため池として使用されていました。




韮山城は、龍のような形をした山の尾根にあったことから龍城とも呼ばれていました。韮山城址の一画に建てられている韮山高校の校歌にも龍城が歌われています。


空を仰げば  魂(たま)ゆらぎ  地を踏みゆけば  肉躍る
歴史は古き 韮山の 男子(をのこ)の気噴(いぶき) 吹き明(あか)れ
勁(つよ)くますぐに 飾りなく いや伸びいそぐ 龍城の
松の太幹(ふとみき) とりどりに 生(おほし)立つべき  日は近し

空を睹(み)よ 地を践(ふ)みしめよ あくまで深き 天地(あめつち)に
生きの身力(みちから) 徹(とほ)らしめよ


韮山城址からの富士


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