『吾妻鏡』によれば、1182年(寿永元年)、大庭景義らの奉行によって造営された池です。
伝説によると・・・北条政子の願によって造営された池だともいわれています。
『新編鎌倉志』によれば、東の池(源氏池)の三つの島と、西の池(平家池)の四つの島は、三=産(源氏)と四=死(平氏)を表現しているのだそうです。
『新編相模国風土記稿』には、「東の池(源氏池)には白蓮を、西の池(平家池)には紅蓮を植えて源平の色を表していた」と記されているようです。
現在は、紅白のハスが一緒に咲いています(平家池は白蓮ばかりかもしれません・・・。)。
源平池と呼ばれるようになったのは江戸時代のことのようです。
いつ頃からハスが植えらたのかわからないようですが、ハスは仏教と関係の深い花ですので、きっと極楽浄土をイメージした池だったのでしょうね。
鎌倉のハス
https://www.yoritomo-japan.com/hana-kesiki/hasu.htm
源平池
https://www.yoritomo-japan.com/genpeiike.htm
鶴岡八幡宮
https://www.yoritomo-japan.com/page041hatiman.htm
鎌倉手帳
https://www.yoritomo-japan.com/kamakura.html