別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年7月17日日曜日

源平池のハス2011/07/17・・・鶴岡八幡宮

源平池は、鶴岡八幡宮の社前にある神池。

『吾妻鏡』によれば、1182年(寿永元年)、大庭景義らの奉行によって造営された池です。



伝説によると・・・北条政子の願によって造営された池だともいわれています。

『新編鎌倉志』によれば、東の池(源氏池)の三つの島と、西の池(平家池)の四つの島は、三=産(源氏)と四=死(平氏)を表現しているのだそうです。





『新編相模国風土記稿』には、「東の池(源氏池)には白蓮を、西の池(平家池)には紅蓮を植えて源平の色を表していた」と記されているようです。

現在は、紅白のハスが一緒に咲いています(平家池は白蓮ばかりかもしれません・・・。)。







源平池と呼ばれるようになったのは江戸時代のことのようです。

いつ頃からハスが植えらたのかわからないようですが、ハスは仏教と関係の深い花ですので、きっと極楽浄土をイメージした池だったのでしょうね。


鎌倉のハス
https://www.yoritomo-japan.com/hana-kesiki/hasu.htm
源平池
https://www.yoritomo-japan.com/genpeiike.htm
鶴岡八幡宮
https://www.yoritomo-japan.com/page041hatiman.htm
鎌倉手帳
https://www.yoritomo-japan.com/kamakura.html


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